木炭のブログ

理学療法士です。趣味はロードバイク。最近トレイルランニングを始めました。ペットにハリネズミ飼ってます。

嫁さん(旦那さん)からの小言でイライラしない方法(アドラー心理学の考え方を基に)

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( ※私は旦那なので、旦那の立場

から以下の記事を書きますが、

奥さんの方もぜひ参考にして

頂ければと思います。)

 

みなさん、こんにちは。木炭です。

 

世の旦那さん(奥さん)は、

嫁さん(旦那さん)の小言で

イライラしたり、ケンカしたり

することはありませんか?

 

「そんなことないよ(^-^)」

という旦那さん(奥さん)、

羨ましい限りです。

 

私はしょっちゅう嫁さんの

小言でイライラしたり、

ケンカしたり「していました」。

 

ですが、それはもはや

過去形のことであり、

今はイライラやケンカは

格段に減りました。

 

その理由は、私が最近

アドラー心理学の本を

読んで、考え方が変わった

からです。

jitensha-bike-harinezumi.hatenablog.com

 

 本日はみなさんに

私が実践している考え方を

お伝えしようと思います。

 

ここで注意して欲しいことは、

イライラやケンカが減ったのは

あくまで私の主観であり、

嫁さんはイライラしているかも

しれませんし、なんなら向こうは

ケンカしているつもりかもしれません。

 

しかし、ケンカというものは

総じてお互いがイライラしているから

起こるものです。

 

どちらか一方が冷静さを保つことが

できれば、自然と相手も冷静に

なっていくことと思います。

 

そうなればケンカには発展しない

ことでしょう。

 

したがって、これからお伝えする

考え方は、あくまで自分

(世の旦那さん、奥さん)が

イライラしなくなる方法であり、

ケンカ解消法ではないことだけ、

ご了承ください。

 

              

 

私が嫁さんに怒られるのは

決まって「家事」をしない

からです。

 

正確に言うと「嫁さんの

して欲しいタイミングで」

家事をしないからです。

 

私には私のタイミングがあり、

嫁さんには嫁さんのタイミングが

あります。

 

しかし、嫁さんは「自分の

タイミング」を私に強要しようと

してきます。

 

ここで、アドラー心理学

嫁さんが「なぜ怒っているか?」

を考えていきたいと思います。

 

「そんなの家事をしない

からでしょ!」と言われる

かもしれません。

 

しかし、アドラー心理学

考え方では少し違います。

 

一般的に物事を考える時、

原因論」で物事を考えます。

すると次のようになります。

  • 原因:(嫁さんのタイミングで)

      家事をしない

      ↓

  • 結果:声を荒げる(怒る)

となります。

 

一方、アドラー心理学では、

「目的論」で物事を考えます。

すると次のようになります。

  • 目的:声を荒げたい

      ↓

  • 「(嫁さんのタイミングで)

   家事をしない」ことを

   理由に使おう

となります。

 

ではなぜ「声を荒げたい」の

でしょうか?

 

それは相手よりも優位な立場に

立ちたいからです。

 

アドラー心理学では、

人はみな「優越性の追求」という

欲求があると考えています。

 

簡単にいうと「より優れていよう」

とする欲求のことです。

 

この「優越性の追求」ですが、

本来は今の自分よりも優れて

いようとする、つまり自分自身の

成長のためにあるものです。

 

しかし多くの人は、「他人よりも

優れていよう」、「他人よりも優位に

立ちたい」と思ってしまいます。

※そうなると「競争」となり、

アドラー心理学では「競争」は

するべきでないと考えています。

 

したがって、先ほどの

「声を荒げたい」理由は

旦那よりも優位に立ちたいから

あり、その目的を達成するために

「(嫁さんのタイミングで)家事

をしない」ことを理由として

持ち出したと考えます。

 

もし純粋に家事をして欲しいだけで

あれば、普通に「家事をして」と

伝えればいいだけの話です。

 

しかしそうせずに、

「怒り」の感情を生み出し、

声を荒げることで旦那より

優位に立とうとする、

それこそが嫁さんの目的

だったと考えます。

※なぜ嫁さんが私より優位に

立とうとしたかは色々な理由が

考えられますが、おそらく

家事をはじめ、家庭内における

様々な出来事を自分の思うように

したかったからではと考えています。

 

これで嫁さんが、

「なぜ怒っているのか?」が

分かったと思います。

 

ではなぜ私はこれまで

嫁さんから「家事をして」

と言われてイライラしていた

のでしょう?

 

それは単純に「家事をして」

ではなく、「私のタイミングで」

というニュアンスが含まれていた

からです。

 

  • 今すぐ!
  • 〇〇までに! 

などの制約が付いていたために

イライラしていたのです。

 

なぜこれでイライラするのかと

いうと、「私の課題」に

嫁さんが介入してきたからです。

 

アドラー心理学では、

「課題の分離」という

考え方があります。

 

「馬を水辺に連れていくことは

できるが、馬に水を飲ますことは

できない」という言葉があります。

 

これを「課題の分離」の

考え方に当てはめると、

  • 馬を水辺に連れていく

   ➡自分でできること

   ➡「自分の課題」

  • 馬に水を飲ます

   ➡馬しだいであり、

    自分ではできないこと

   ➡「相手の課題」

というようになり、

「自分の課題」なのか

「相手の課題」なのかを

分けましょうという考えです。

 

そしてアドラー心理学では、

「自分の課題」に介入されると

嫌悪感を示すと考えられています。

 

今回のケースに当てはめて

考えてみると、「家事をして」と

依頼することは「嫁さん自身の課題」

であり、何の問題もありません。

 

しかし、「家事をして」と伝えて

実際に家事をするかどうかは

「私の課題」になります。

 

それなのに、

  • 今すぐ(して)!
  • 〇〇までに(して)!

と付け足してしまうと、

「相手の課題」に介入して

しまうことになってしまいます。

 

そのために、私はイライラして

しまっていたのです。

 

今までの私であれば反発して

嫁さんと口ゲンカになって

いました。

 

しかし、今の私はアドラー

心理学の本を読んで

考え方が変わったことで

イライラすることは

ほとんどなくなりました。

 

では、どのように考え、

行動しているのかと言うと、

「自分の課題」を選択・決定し、

それを相手に伝えるように

しました。

 

私が思いつく提案は、

次の3つです。

  1. (相手のタイミングで)家事をする
  2. (自分のタイミングで)家事をする
  3. 家事をしない

この選択肢の中から、私は

「2」を選び、それを嫁さんに

伝えました。

 

すると嫁さんは、再び声を

荒げて怒りました。

「いっつもそう言って、

結局何もしないじゃん!」

 

私が「2」を選択して伝えた結果、

嫁さんはこのように怒りましたが、

嫁さんがどのような反応をしようと

それは「相手の課題」であり、

私は介入すべきではなく、

気にしても仕方がないことです。

 

なので私は特にイライラすること

なく、冷静に話を進めました。

 

話を進めていくと、どうやら

嫁さんは家事を「できれば今すぐに

、遅くてもその日の内にはして

欲しい」ことが分かりました。

 

私は自分のしたいタイミングで

家事をするのですが、それを待ち

きれない嫁さんが先に自分で

家事をして、結果私が家事をしない

という認識になっていたようです。

 

私は嫁さんに、「家事は自分の

タイミングでする。でも遅くとも

翌日中には終わらせる。」と

伝えました。

 

初めの方は渋っていた嫁さん

でしたが、最終的にはそれで

話に折り合いがつきました。

 

今までの私でしたら、

嫁さんから「〇〇して!」

と言われた時点でイライラし、

とても冷静に話し合いをする

ことはできず、自然沈下する

のを待っていました。

 

しかしそれでは話は前に

進まず、いずれ同じことで

ケンカになってしまいます。

 

どちらか一方(あなた)が、

冷静になり、話を進めることで

少なくともイライラしている状態の

時よりは生産的な話し合いができる

はずです。

 

考え方が変わったところで

すぐに実践することは

難しいかもしれません。

 

しかし、あきらめずにそう

している内に無意識に

そうできるようになります。

 

アドラー心理学の考え方を基に

冷静になり、有意義な話し合いを

して、幸せな夫婦(家族)生活を送れる

ようになればと思います。

 

それでは本日はこのへんで。

ではでは(^^)/

 

 

 

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