「年賀状じまい」って知ってる?
みなさん、こんにちは。木炭です。
みなさん、「年賀状じまい」って知ってますか?
「年賀状じまい」とは簡単にいうと、
「もう来年から年賀状出さないから。これがラストね。」
という文言を添えて出すことで、
年賀状を出すのを終わりにすることらしいです。
そんなのがあるんか Σ(・□・)
私は、今朝の情報番組で知りました。
この「年賀状じまい」、ここ2~3年で増えているみたいです。
そこで本日は、
- なぜ年賀状じまいが増えたのか?
- 年賀状は必要か?(自論)
について書いていこうと思います。
年賀状の起源は?
そもそも年賀状って、いつからあるのでしょうか?
調べてみると、奈良時代からあるのだとか。(※諸説あり)
奈良時代は、西暦710~794年だから…
約1300年前からあることになりますね (゚д゚)!
年賀状の目的は?
年賀状って何のために出すのでしょう?
年賀状を辞書で調べてみました☟
年賀:新年を祝うこと。また、その祝い。
「年賀状」では、辞書に載っていなかったので、
「年賀」で調べました。
つまり年賀状は、「新年を祝う手紙」ということですね。
少し話が逸れましたが、
この「新年を祝う手紙」は何のために出すのでしょう?
奈良時代にはすでに、新年にあいさつ回りをする習慣があったようです。
当時は交通手段が発達していなかったため、遠方にいる人に直接あいさつを
することが難しく、手紙にてあいさつをしていたようです。
したがって年賀状の目的は、
「あいさつを兼ねた新年のお祝い」というところでしょうか。
なぜ年賀状じまいが増えたのか?
ではなぜ、「年賀状じまい」が、ここ2~3年で増えたのでしょうか?
年賀状じまいをする理由は、以下のようなものがあるようです。
- SNSやメールなど、他の連絡手段の普及
- 単純に面倒だから
- 人間関係の整理
私はここ数年、年賀状を出していません。
理由は、「2.単純に面倒だから」です (;^ω^)
職場の人や親しい友人には直接会ってあいさつしますし、
直接会えない人にはLINEなどであいさつします。
ちなみに前の職場では、強制的に職員間で年賀状を
出す ルールがありました(T_T)
話が脱線してしまいましたが、
「年賀状じまい」をする理由を見ていきましょう。
1.と 2.は、説明不要ですよね。
3.の「人間関係の整理」ですが、
これは特に高齢の人に多いそうです。
年賀状のやりとりしかないような、ほとんど交流のない人とは
「年賀状じまい」をして関係を断つことで、お葬式などに呼ぶ人を
整理する目的があるそうです。
人によって理由は様々ですが、
「手紙によるあいさつをする人が減っている」、
つまり「年賀状じまいをする人が増えている」のは事実ですね。
年賀状は必要か?(自論)
ここからは完全に私の考えです。
私はずばり、「年賀状は必要ない」と考えています。
厳密に言えば、
「年賀状によるあいさつにこだわる必要はない」
ということです。
あいさつに限らないですが、
礼儀・作法って気持ちが大事だと思うんです。
もちろん所作(かたち)も大事ですよ。
でもやっぱり、「気持ち」あっての「所作(かたち)」だと思うんです。
ですが、今の世の中って「所作(かたち)」の上辺ばっかりで、
中身である「気持ち」がないものが多いですよね。
会話でも建前ばっかりですし…
(よかったら見てください☟)
jitensha-bike-harinezumi.hatenablog.com
「気持ち」さえあれば、「かたち」にこだわる必要はないんですよ。
ですから私は、「年賀状にこだわる必要はない」と考えています。
まとめ
年賀状を送ることは、約1300年前から「新年のお祝い」と「あいさつ」の
ために現代まで行われてきた慣習です。
しかし、この十数年で、SNSやメールの普及により、
その手段は手紙(年賀状)でなくてもよくなりました。
それでも年賀状があるのは、
「新年のあいさつは年賀状でするべきだ!」
という固定観念があるからでしょう。
それも今や薄れてきたために、
「年賀状じまい」というものが生まれたんだと思います。
年賀状という「かたち」にこだわることなく、
自分に無理のない方法であいさつをすることが、
一番気持ちが伝わるのではないでしょうか。
それでは、本日はこのへんで。ではでは(^^)/
(※他にこんな記事も書いています)
jitensha-bike-harinezumi.hatenablog.com