理学療法士国家試験の勉強法
みなさん、こんにちは。木炭です。
私は現役で理学療法士をしています。
当然、病院実習、国試を乗り越えました!(地獄でしたねぇ~)
そこで今回は、理学療法士国家試験の勉強法および対策を
「私が実践していた方法」と「友人が実践していた方法」を
それぞれ紹介していきます。
私が実践してきた方法
とにかくやれ!
勉強が好きなひとっているんですかねぇ~。
同期でも、「おもしろい!」みたいなこと言ってるやつはいました。
「意識高けえなぁ~、こいつ」と思ってましたが(笑)
とはいえ、やらなければならないのは事実。
この記事読んだら、すぐに勉強に戻ってください。
「〇〇勉強法」は必要ない!
よく、
- 90分サイクルで勉強すると良い
- 朝にやった方が知識の吸収が良い
- 覚える用語には赤色でチェックを
- リビングで勉強すると、はかどる
などなど、巷には「〇〇勉強法」が溢れています。
が、「そんなの関係ねぇ!」。
人には人の勉強法、自分には自分の勉強法があります。
私は、現実逃避して「〇〇勉強法」の本を読みまくって、
上に書いてある勉強法をいろいろ試してました(笑)
ですが、結局合わないんですよ。
90分集中って、自分は30分もったら良い方なんですよ。
なのに無理して90分しても、効率悪いんですよ。
朝にやった方が知識の吸収が良いって、朝起きれないんですよ。
「朝やろう!」と意気込んでも、結局起きれず、罪悪感だけ残るんですよ。
という訳で、とにかく自分に合った方法でやる!
これがベストです。
問題集をひたすら解く!
何でもいいので、何か一冊問題集を買ってください。
それをひたすら、解く!解く!解く!
時間がある限り、何周もしましょう。
「でも、この問題集に出てない問題も本番に出るんじゃ…」
と思っているそこのあなた。
「そんなのはほんの数問しか出ないし、それで不合格にはならん!」
そもそも、一冊の問題集の8~9割を解けるようになれば、
不合格はまずありえません。
そんな低い可能性を気にするよりも、
とにかく一冊の問題集をやり続けましょう!
他の問題集への浮気は、くれぐれも厳禁ですよ。
※ちなみに私は、QB(クエスチョン・バンク)を使ってました☟
イラストが多く、理解しやすいです。
反面、解答・解説に間違いがあったり、解説が浅かったりします。
ですが、私はこれが一番使いやすかったです。
深入りするな!
問題集を解いていて、当然わからないところが出てきます。
そこで、問題集の解答・解説を見ます。
そこで、STOP!
くれぐれも教科書を引っ張り出してきて、調べることはやめましょう。
(問題集の解答・解説で、どうしても理解できない場合は例外ですが)
教科書で調べて、深くまで知ることができて…
確かにあなたは賢くなりました。その知識は必ず役に立つでしょう。
が、そのペースで国試の勉強をやっていくつもりですか?
国試の試験範囲は膨大です。
とてもじゃないですが、そんなペースでは間に合いません。
「問題集をもう何周もやって、完璧だよ。」
という人は、知識を深めても良いでしょう。
ですが、そんな人はまずいません。
運動学・生理学・解剖学などを勉強しているうちに、
それぞれの知識が繋がってくるときが必ずきます。
わざわざ、問題を解くごとに深くまで調べていたのでは、
なかなか先へ進めません。
繰り返しになりますが、調べるときはそこそこにしておいて、
とにかく深入りしないようにしましょう。
友人が実践していた方法
この方法はかなり特殊で、他の人にはおすすめできません。
実際、この友人もかなり変わったやつでした(笑)
が、バツグンに成績が良かったので、とりあえず紹介します。
問題集をやらない
私と真逆ですね(笑)
この友人は、いっさい問題集をやっていませんでした。
ですが定期模試では、同期の中でもダントツで成績が良かったです。
では、どのように勉強していたのでしょうか?
教科書をひたすら読む
その友人は、「ひたすら教科書を読む」という勉強法でした。
これも私とは真逆ですね。
ですが、ポイントがあります。
それは、
「運動学・解剖学・生理学の教科書だけ読む」
です。
友人曰く、「この3つを理解していれば、すべてに応用が利く」
とのことでした。
確かに、歩行などの動作や、運動療法など、
ほとんどの事は、この3教科が基本となっていますよね。
ですが、あんな分厚い教科書をひたすら読むなんて…
私には到底マネのできるものではありません…
「私の方法」と「友人の方法」の違い
以上、私と友人の勉強方法をそれぞれ紹介しました。
それぞれの勉強方法は、
- 私の勉強方法 ➡ 国試に合格するための勉強法(時間かからない)
- 友人の勉強方法➡ 国試だけでなく、臨床でも即通用する勉強法(時間かかる)
になると、私は考えています。
上の2つの方法でも、それ以外の方法でも自分に合った方法を選べばいいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
理学療法士は、国試に合格してからも、
常に勉強が必要な職業です。(どんな仕事でもそうですが)
ですが、国試に合格しないことには始まりません。
結局は、勉強したものだけが先に進めるのです。
国試に合格しても、臨床に出て勉強しない人は、学生レベルのままで、
先には進めません。
みなさんが、見事国試に合格して、臨床の現場に出てくるのを
楽しみに待っています。
人生で1、2を争う苦しい期間でしょうが、あきらめず頑張ってください。
「とにかく、勉強あるのみ!」です。
それでは本日はこのへんで。ではでは(^^)/
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