木炭のブログ

理学療法士です。趣味はロードバイク。最近トレイルランニングを始めました。ペットにハリネズミ飼ってます。

昨日の練習(岸和田競輪場バンク走行会 TSS:147.8)

 

昨日の練習

▢3本ローラー

  • テンポ走(20分)
  • 耐久走(20分)

▢バンク走行

  • テンポ走(30分)
  • ハロン(200m)
  • 回復走(20分)
  • 1kmTT
  • 回復走(14分)

 

昨日は岸和田競輪場

のバンク走行会に

行ってきた。

 

朝の5時30分に起床。

 

準備は昨晩のうちに

済ませていたので、

車に荷物を積み込み

6時に出発。

 

家を出てすぐにコンビニ

に立ち寄り、朝食を購入。

 

朝なので道は空いており、

下道で1時間ほど走り、

7時過ぎに到着。

 

この日はVO2max(レベル5)

以上の練習が中心になる

ので、会場に入る前に

3本ローラーでテンポ走

と耐久走をそれぞれ20分

ずつ実施した。

 

このテンポ走はねらった

というよりは3本ローラー

なのでそれ以上踏めなかった

からである。

 

3本ローラーに乗ると

普段の固定ローラーの

練習でいかにがむしゃら

に踏んでいるのかが分かる。

 

固定ローラー練習では

どうしても高いパワーを

出そうとする傾向にあるが

本来はより少ない力で(効率的に)

高いパワーを出せるように

するものだと思う。

 

しかし、技術不足の場合

それだと追い込むことが

できないため、どうしても

がむしゃらに踏んで高い

パワーを出して追い込むこと

になる。

 

それを3本ローラーで

やろうものなら、

確実に転倒するだろう。

 

なので私の場合は

転倒しないギリギリ

をねらった結果、

テンポ走になったと

いう訳である。

 

その後着替えて

受付へ。

 

バンク走行会では

バンクフリー走行

他にハロン(200m)と

1kmTTのタイムを

計測してくれ、さらに

ケイリンというレース

にも参加できる。

 

料金はどれに参加しても

全部参加しても一律500円

というから驚きである。

 

私は午後から用事があった

ため、ハロンと1kmTTに

参加した。

 

フリー走行(1回目、30分テンポ走)

まずはフリー走行から。

 

バンクは非常に

走りやすい。

 

しかし久しぶりの

バンク走行なので

感触を確かめながら

チームの3人で回す。

 

途中、チームの一人が

ダッシュしたいからと

トレインから離脱。

 

続いてもう一人も

同じ理由で離脱。

 

かくしてトレインは

崩壊し、私ひとりに。

 

平均パワーを見ると

180w近くになっている。

 

これもねらっていた訳

ではないが、せっかく

なのでテンポ走とすることに。

 

約20分のフリー走行

終了した。

 

ハロン

トラックは1周400mある。

 

ハロンは、合計でトラックを

2周する。

 

といっても実在にタイムを

計測するのはラスト半周

(200m)だけである。

 

任意のペースで

トラックを1周半走り、

助走をつけたままラスト半周

(200m)を全力で走る。

 

いわば助走ありの200m走

といったところだろうか。

 

私のタイムは、13秒84。

 

これが速い人だと

12秒を切ってくる。

 

わずか200mの距離で

2秒差をつけられるとは

実力の桁が違う。

 

私はそれほどトラック競技

の経験がないのだが、約10秒

ちょっとで全力を出し切ると

いうのは本当に難しい。

 

もちろんハロンを走り終わった

後は心肺も脚も疲れ切っている。

 

が、すべて出し切ったかと

自問するとNOと言わざるを

得ない。

 

このごく短時間で全力を

出し切るためにはそれこそ

がむしゃらに踏むより

効率的に踏まなければ

ならない。

 

私が言えた立場ではないが、

他の選手のハロンを見ていると

身体がブレブレの人と安定している

人の差がハッキリわかる。

 

そして速い人は総じて

身体が安定している。

 

普段他の選手の走りを

こうも間近で見れる機会

はそうないので勉強に

なった。

 

フリー走行(2回目、回復走20分)

2回目のフリー走行

 

20分間、回復走ペースで

実施した。

 

1kmTT

トラックは1周400m

なので、トラック2周半

で1kmとなる。

 

ハロンと違う点は距離も

そうだが、助走があるか

ないかの違いがある。

 

ハロンは助走ありなのに

対し、1kmTTでは発射台

(正式名称かわかりません…)

に自転車をはめ込み、

スタートの合図とともに

飛び出すかたちになる。

 

この1kmが本当に

つらい!

 

特に1周過ぎたあたり

からは地獄だ。

 

一般的なTTレースと

比べるとヘアピンカーブ

もなく、ロードコンディション

も抜群なためまず落車の心配

はない。

 

ゆえにそれらの要素を

気にすることなく全力を

出せるのだ。

 

だからこそペーシングを

しっかりしないと途中から

タレてしまう。

 

そう、私のように…

 

タイムは、1分30秒48。

 

速い人は1分15秒を切る

ので、かなり遅い結果

である。

 

敗因は、あまりに走り

やすいので序盤から

ペースを上げ過ぎた

ことである。

 

普段の3分インターバルで

まったく学習できていない。

 

フリー走行(3回目、回復走14分)

すでに脚は疲労し切っていた

ので、回復走を実施した。

 

結果

▢3本ローラー

1回目 2回目
20分
(テンポ走)
20分
(耐久走)
200w
(270w)
176w
(247w)
97rpm
(107rpm)
90rpm
(102rpm)
162bpm
(175bpm)
154bpm
(166bpm)

 

▢バンク走行

1回目 2回目 3回目
30分
(テンポ走)
20分
(回復走)
14分
(回復走)
185w
(599w)
   
84rpm
(99rpm)
   
154bpm
(170bpm)
   

 

ハロン(200m)

13秒84
540w
(807w)
112rpm
(123rpm)

※ごく短時間の場合は心拍数は指標に

 ならないそうなので省略している。

 

▢1kmTT

1分30秒48
372w
(828w)
87rpm
(98rpm)
169bpm
(177bpm)

 

TSS:147.8

 

感想・考察

バンク走行会は

今の私にとって非常に

ホットな練習である。

 

フリー走行では1回あたり

約20~30分の時間がある。

※その時の状況で変わる

 

その時間でSSTやテンポ走

などを実施できる(もちろん

周りの方に迷惑を掛けない

前提で)し、ハロンや1kmTT

といったスプリントパワー

レベルの練習もできる。

 

なによりバンクを走るのは

気持ちが良いし、いい気分

転換にもなる。

 

少しびっくりしたのは

ハロンで瞬間パワーが

1000wなかったことである。

 

自分は筋力がリミッターで

あるし、スプリント力がない

のは承知していたが、それでも

瞬間パワーが800w台というのは

へこむ…

 

美山サイクルロードレース

まで残り6日。

 

スプリント勝負に持ち込む

展開は今の実力ではないので、

せめて先頭集団に残りたいと思う。

 

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